読者の心に響くためには、
具体的な言葉を使いましょう。
例えば、
以下のような言葉は
誰の心にも届きません。
- とても
- すごく
- 長い
- 短い
- 大きい
- 小さい
つまり、
誰にも感動を与えることは
できません。
また、
印象に残るような言葉では
ありません。
印象に残るような言葉では
ありません。
なぜなら、
抽象的な言葉だからです。
抽象的な言葉だからです。
つまり読者に
「想像におまかせします」という
「想像におまかせします」という
感じを与え、
相手まかせにしているからです。
相手まかせにしているからです。
下手をすると、
そこは自分で考えろと
そこは自分で考えろと
いう印象を与えます。
わたしも昔、
文章についてよく上司に指摘されました。
今でも覚えている言葉があります。
それは、
「小学生みたいな文章を書くな」
という言葉です。
なぜなら、
以下のような抽象的な
言葉を目標設定で使っていたからです。
- すぐに
- とても
- あまり
上記のような言葉は、
具体的なことを考えずに
使える便利そうに思える言葉です。
しかし、具体性がない言葉は
相手にイメージを起こす力は
ありません。
なぜ小学生みたいな文章かというと、
小学生の頃の感想文に
よく使われる言葉だからです。
小学生の頃に感想文を書かされた時に、
早く終わらせるために
早く終わらせるために
あまり考えずに以下のような
文章を書いていませんでしたか?
- すごく楽しかったです。
- とても役に立ちました。
- よくわかりました。
「小学生みたいな文章」という言葉に、
ひどく腹がたったことを
今でもよく覚えています。
なぜなら、指摘されていることが
ズバリ当たっていたからです。
あいまいで抽象的な言葉を
使って目標を適当に立てていたからです。
それは、目標設定を早く終わらせたくて
適当に書いたことを見破られたからです。
上司にしてみれば、
目標に対する成果を見て
評価する必要があります。
でも、
あいまいな目標を立てられると
あいまいな目標を立てられると
あいまいな評価しか出来なくなります。
また目標達成の基準が評価する側の
主観にゆだねられてしまいます。
例えば、5個のミカンがある場合、
多いと感じる人もいれば
少ないと感じる人もいます。
相手の感じ方によります。
明確な基準がないから起こります。
「10個のミカンを手に入れること」が目標なら、
「5個のミカン」は少なく、
目標に程遠いことが明白となり、
評価する側も明確に評価できます。
ではどうすればいいのでしょうか?
- 具体的な数字を使う
- 具体的な色や形を使う
- 例えを使って、相手が想像できるように表現する
- 具体的にどういうメリットやデメリットがあるか
上記のような抽象的な言葉の利用を控え、
具体的で相手に響く言葉を使いましょう。
曖昧な言葉を使いそうになった時に、
自分にさらに具体的に説明するように
指摘すればすこしずつでも
具体的な表現に近づくことができます。
例えば、「長い」という言葉を
使いそうになった時に、
自分に「どのくらい長いの?」と
問いかけましょう。
それに対して、
違う言葉で回答しましょう。
例えば「10キロくらい」、
「東京の山手線1周くらい」とか
考えられる表現を探しましょう。
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