ずいぶん昔からこの本「チーズはどこへ消えた?」について、企業の研修などで利用されるくらい評判が良いことは知っていました。
そして、自分も読んでおいた方がいいことはウスウス感じておりましたが、幸か不幸か最近やっと読みました。
本の出会いは不思議なもので、自分でも気がついていないところからの力が作用し、一番良いタイミングでやってきます。
不幸なタイミングは、他人から強要されて読むことです。
そうなる前に、自ら進んで読みましょう。
「なぜ他人から強要されて読むことが良くないか?」
それは人は他人から強要されてることを嫌う生き物だからです、その強要に心のどこかで反発しようとします。
それはすなわち、ただ字を追うだけの読み方になってしまい、とても良い「本からの教え」を余すことなく吸収できなくなってしまうからです。
でも、自ら進んで読んだときは、素直に「本からの教え」を吸収することができます。
ということで、この本「チーズはどこへ消えた?」から学んだことをみなさんへご紹介したいと思います。
おっと、その前に1つ大事なことを伝え忘れていました。
それは、この本に書かれている「チーズ」は、読む人にとって重要なものへ置換して読まれることをおすすめします。
私自身は、「人生の成功」と置換して読んでおります。
1.不安や恐怖にとらわれて、変化を恐れていないか?

不安
・「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」
・「恐怖に捕らわれていたのを悟った。
新しい方向に踏み出したことで、解放されたのだ。」・「恐怖がなくなると、想像以上に楽しくなるのがわかる。」
・「人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。
自分の心の中に作り上げている恐怖の方が、現実よりずっとひどいのだ。」・「予期していようといまいと、つねに変化が起きるのは自然なことだとわかった。」
以下のことが5年先、10年先も変わらず同じ状態でいるだろうか?
- やっている仕事
- 共に働いている仲間
- 安定した会社の状態
恐らくそれはない。
ヘタしたら、1年後には大きく変化しているかもしれない。
そういった変化に対して今現在、なにか備えているだろうか?
もし何も備えていないなら、少しでもいい変化に備えるべきだ。
変化は現実逃避してもやってくる。必ずやってくる。もう一度言う、やってくる。
人は覚悟を決めたとき強くなれる。
変化が来る前提で、次の一手を打てる準備をしていれば何も恐れることはない。
2.やってくる変化に対して備えるよりも、もっと良い方法とは?

変化に備える
・変化は災難に見えても結局は、天の恵みだった。
・変化に反応し、適応しようとするよりもっといいのは、
できるうちに自ら変化を起こすことじゃないかな。・現在、この分野ではまた一つ大きな技術革新が起きているけど、
会社では誰も手を打とうとはしていない。
現状に甘んじることなく、自ら変化を起こしていく方が
変化に対して備えるより、ラクだし楽しい。
どうせ変化するなら、自分のいいように絵を描いて、それに向かっていくべきです。
当記事の冒頭でも伝えましたが、
「他人から強要されてやるより、自らの意思でやるほうが力を発揮できる。」
3.自ら変化していくことと同じくらい大切なことは?

自ら変化していく
・ぼくの仕事は日々持ち上がる問題をただ処理することだと思っていた。
・先のことを考え、会社がどういう方向へ向かっているのか注意するべきだったのに。
・みんなが追い求めたいと願い、仕事でも人生でも、変化を楽しみ、
繁栄を享受することができるような「新しいチーズ」像をね。
自分だけではなく、周りの人も巻き込んで、変化を起こしていけたら、なお素晴らしい。
そうなったとき、あなたは革命リーダーとして、さらに活躍できるでしょう。
自らの仕事の範囲を狭めず、幅広に捉え直せば良いし、それが本当の仕事です。
そんな仕事をやっている人には、天の恵みがどんどんやってきます。
みなさん向けに書いているように見せかけて、自分自身に向けて書いていたりします・・・。
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