・どうすればチームを1つにできるのか?
・自分にはチームをまとめることができないのか?
それを解決するには「チームの心を1つにする技術」を手に入れましょう。
今回ご紹介する本「チームの心を1つにする技術」で詳細に説明されています。
1.チームが思い描くような成果を達成できない理由

チームの成果
チームが思い描くような成果を達成できない理由は、以下の3つのどれかに当てはまっているからです。
- ストレスまみれ状態
- スパルタ主義状態
- 楽チン安住状態
それでは、1つずつ説明していきます。
1.ストレスまみれ状態

ストレス状態
頑張っても、頑張っても成果に結びつかず、リーダーも含め、メンバーも疲弊した状態。
新しいことにチャレンジする余裕もなく、もちろん楽しむ雰囲気もない殺伐とした状態。
この状態にしているリーダーは、自らの役割をよく理解していないか、メンバーと同じ目線でいっしょになってやることが大切と考えている。
それは大きな間違いである。
2.スパルタ主義状態

ロボット状態
リーダーが強制的に新しいことにメンバーにチャレンジさせており、メンバーは納得もなくただただロボットのように働かされている状態。
この状態にしているリーダーは、自分がメンバーだったときには仕事ができており、その時のやり方をメンバーに押し付けている。
自分ができたのだから、他の人にもそれを強要する。
人それぞれ個性があり、得意・不得意がある。
それを理解できていないもしくは、理解しようとしていない。
3.楽チン安住状態

楽チン状態
現状維持を一番重要としており、新しいことにチャレンジして失敗することから避けている状態。
メンバーに充実感はなく、ただただ決まった作業をこなすだけの状態。
この状態にしているリーダーは、事なかれ主義で今が良ければそれでよい的な考えでいる。
2.チームの心を1つにするには

チームを1つにする
人は感情の生き物です。
もちろんメンバーにも感情があり、それぞれに人生の目標があります。
そういう目標を踏まえたうえで、それぞれの目標に近づけるように手助けすることもリーダーの重要な役割です。
リーダー自身も目標を持ち、チャレンジする姿をメンバーに見せる必要があります。
また、チームの目標を明確に持ち、メンバーに納得してもらえるように説明し、協力してもらえる友好関係を作る必要があります。
3.最後に
みなさんもよくご存知の「山本五十六」さんの名言で締めたいと思います。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
なかなか難しいことですが、ぜひチャレンジしてみてください。
私もチャレンジします。
以下の本は、リーダーシップ論の世界的権威、ベニス氏の最高傑作です。合わせてどうぞ。
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